お約束
08
滅菌管理・院内感染対策
衛生的な治療環境を
提供します
提供します
診療時間 |
---|
9:00~18:00 |
休診日 |
---|
水・日・祝 |
〒719-1162 岡山県総社市岡谷119-5
ホーム > 滅菌管理・院内感染対策
歯医者で使う治療器具は、患者様のお口の中に直接入れるからこそ、衛生管理には細心の注意が必要とされます。いくら医師の技術力が高く、精度の高い治療を実現できたとしても、治療環境が整っていなければ安全性の高い治療は行えません。
患者様に安心して治療を受けていただくためには、衛生的な治療環境は不可欠ですが、その中でも、「治療器具の洗浄・滅菌」「スタッフの手指衛生」「有害粉塵の除去」は、院内感染を防ぐ有効な手段だと考えています。そのため、当院では次のような対策を行うことにより、院内の衛生管理に努めています。
2014年に国立感染症研究所などの研究チームが行った調査で、歯科医療機関の7割以上が、ハンドピース(歯を削る器具の柄の部分)を使い回していることが分かり問題になりました。当院ではハンドピース専用の滅菌器を導入し、常に安全な治療を患者様にご提供しています。
特に、ピンセットやミラーのような治療器具と違って、ハンドピースは構造が複雑なため、内部をすみずみまで洗浄・滅菌を行うには、専用の滅菌器は欠かすことができません。ヨーロッパ規格EN13060のクラスSに準拠した滅菌器を導入しています。
鋼製の器具やリネン類、ゴム製品のような高温・高湿に耐えられる器具は、全て高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を使って滅菌を行っています。高圧蒸気滅菌とは、滅菌器内を高温高圧状態にすることによって菌を死滅させる方法で、当院で導入している滅菌器はヨーロッパ規格EN13060のクラスBに準拠しております。
そのほかに、高圧蒸気滅菌できない医療機器や光学器械については、ホルムアルデヒド滅菌を行っています。ホルムアルデヒドガスは殺菌力が強力なことで知られていますが、当院では定められた基準を満たした滅菌器を使用しています。
EN13060は、小型高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)の性能によってクラスN、クラスS、クラスBの3つに分類するためのヨーロッパにおける規格です。
当院が導入している小型高圧蒸気滅菌器は、強い滅菌機能があると認められたクラスBであるため、他クラスの滅菌器よりも信頼性が高いといえます。
当院では、ミラーやバキューム、ピンセットなどの基本セットは、1回分ずつ滅菌パックに詰めて滅菌し、治療の直前までそのままの状態で保管します。治療の際に滅菌パックを開封することによって、滅菌済みの治療器具の清浄性を保つことができます。
そのほかに、ハサミや鉗子、メスホルダーなどの鋼製の治療器具も同様に、滅菌パックで密封後に滅菌し、治療に使うまでそのままの状態で保管しています。
患者様に、常に衛生的な環境で治療を受けていただくために、当院では可能な限りディスポーザブル品(使い捨て品)を使用しています。患者様が使用される紙コップやエプロン、スタッフが使用するグローブのほか、治療で使われる注射針やメス用刃などは全て使用後に廃棄します。
また、スタッフが頻繁に触れる診療ユニットの操作ボタンなどは、直接滅菌することができないことから、使い捨てのバリアテープをその都度貼りかえています。バリアテープは滅菌済みのため、常に清潔な状態が保たれます。
歯科治療では、エアロゾルと呼ばれる空気中を浮遊する細かな粒子が、治療の際に飛散することによって院内感染のリスクが高くなります。当院では、汚染されたエアロゾルの飛散を防止するために、口腔外バキュームを導入しています。
歯を削る際に発生した粉塵に唾液や血液が混じったエアロゾルは、非常に微小なため気づかないうちに体内に取り込まれてしまう危険性があります。そのため、エアロゾルが空気中に飛散する前に、強力なバキュームで吸引することで、院内の空気をクリーンな状態にしています。
この度の西日本豪雨による被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
西日本各地に大きな被害をもたらしたこの度の豪雨により、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。皆様の安全と一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、心よりお祈り申し上げます。
当院におきましては、幸い大きな被害もなく通常通り診療を行っております。
被災者の方におかれましては、保険証を紛失された方でも保険診療が受けられますのでお気軽にお問い合わせください。
山手グリーン歯科医院 スタッフ一同
滅菌とは?
滅菌とは、菌を死滅させて除去することをいいます。
似たような言葉に殺菌や除菌などがありますが、どちらも全ての菌の死滅には至らないことから、滅菌は感染対策の中で最も確実性の高い方法だといえます。